enPiT(高度IT人材を育成する産学協働の実践教育ネットワーク)のすヽめ
目次
はじめに
今期に受けたenPiTがとても楽しかったので布教しようかなーと思ったので振り返りをすることに。あとは何を学んだのか自分が忘れないためのメモみたいな感じで書いていこうかなーと思います。それでは本編へGo!
大体のスケジュール
雑に大まかな流れをかくと、自分たちの代は
- 4月あたりにenPiTの申し込みのフォームができるので申し込む
- 9月に県外でアジャイル開発の基礎を学ぶ合宿
- 合宿が終わったら9月中に琉大で実際に自分たちのプロダクトを考える
- 9月~12月までひたすら開発
- 12月に最終発表
- ↑で選ばれたチームは2月の筑波でのイベントに参加して発表
みたいな感じかなー
メリット
enPiTの布教なので思いつく限りのメリットを書いていくと
- アジャイル開発の基礎が学べる
- 基礎的な技術力の向上
- タダで県外に合宿(遊び)にいける
- 就活の時に話すことができる
- 受賞すると就活の受賞歴にかける
- とにかく楽しい!
他にもあるかもしれないけど思いついたのはこれくらいかな?次はそれぞれのメリットについてもう少し細かく書こうと思います。(6こもメリット挙げなければよかった...)
アジャイル開発の基礎が学べる
これは多分振り返りをアウトプットしている人はみんな書いていると思うけど、大事なので自分も書こうと思います。
アジャイル開発っていうのはプロダクトを開発する時の手法の1つです。
アジャイルって言うとアジャイル警察が来そうなので詳しくは各自で調べて下さい。
とりあえず、この分野では有名な人(就活で名前をだすとみんなが知っているレベル)が実際に教えてくれるので、自分で授業を進めれるくらいには力が付きます。
なのでみんなenPiTを受けましょう。
基礎的な技術力の向上
これが多分enPiTを受けている時に1番自覚が出るんじゃないかなー。
enPiTがチーム開発なのでチーム開発で必要なGitHubやTrelloの使い方が必然的に身につきます。
あとは各チームで使う言語(HTML、Swift、Ruby on Rails)といった言語がそれなりに書けるようになります。
また、enPiTは向上心のある人が受ける事が多いので、絶対に技術力のある人がいます。その人から、コードを書くときの考え方が学べるので、基礎的なプログラミング力が上がります。
なのでみんなenPiTを受けましょう。
タダで県外に合宿(遊び)にいける
これがマジで楽しい。正直この為にenPiTを受けたと言っても過言ではない(マジで)
ここでTDDやモブプロ、アジャイル開発の流れなどを学びます。
この合宿で今後の開発の基礎を学び、またチーム開発の楽しさを知ることができます。
チーム開発がすごく楽しいのでみんなenPiTを受けましょう。
就活の時に話すことができる
就活の時にほぼ100%熱中したことor頑張ったことを聞かれます。その時に大学の講義でアジャイル手法を用いたアプリ開発をした事を話せるので、困りません。
また、アジャイル開発を知らない会社も少なくないのでそこから更に話を広げることができます。
なのでみんなenPiTを受けましょう。
受賞すると就活の受賞歴にかける
enPiTは文科省のイベントなので、ここで賞を取ると就活する時に受賞歴として書けます。ちなみに僕たちのチームは賞をとりました(- ω - )
なのでみんなenPiTを受けましょう。
とにかく楽しい!
これが全てです。なのでみんなenPiTを受けましょう。
デメリット
なし!(人によっては...)
とりあえずenPiTを受けましょう。
まとめ
他の授業でチーム開発は辛いし、メンバーも全然レスポンスくれなくてもう嫌だ!と思っている人が多いと思います。
でも安心してください!
enPiTは向上心のあるメンバーが受けるのでそんな事はありません(確信はない)!
enPiTは普通に講義を受けているだけでは出来ない経験をすることができ、今後も様々な場面で活かせると思うので、他の講義とかどうでもいいからenPiTを受けることを全力でお勧めします。
もう少しどんな事が学べるかを知りたい方はこちらを見るといいかも
少し幸せになれるかもしれない環境の話
琉大 Advent Calendar 2019 6日目
はじめに
どうも琉大 Advent Calendar 2019の5日目ぶりです。琉大 Advent Calendar 2019の6日目が空いていたので2連チャンで書くことにしました(良かったのかなぁ...)。
前回は推しメンの話をしたんですけど、今回は少し幸せになれるかもしれない環境の話をしていこうかなと思います。
アドバイスなどがあれば、コメントやTwitterで教えてくれると凄く嬉しいです。
それでは本編へ!
この記事の対象者
使用環境
macOS Mojave 10.14.5
Homebrew 2.2.0
Texを使うための設定
とりあえずはTexのinstall
brew cask install mactex-no-gui
no-guiはguiなしでinstallです。普通にguiありでinstallしても大丈夫です。
次にTeX Live のパッケージ管理ツールの更新
sudo tlmgr update --self --all
上記コマンドを実行するとPasswordを求められると思うので、自分のMacのPasswordをうち込んでください。
打ち込むと色々と更新が始まるので終わるまで気長に待ちましょう。
更新が終わったらデフォルトの用紙サイズをA4用紙に設定します。
sudo tlmgr paper a4
このコマンドもさっきと同様に(ry
理由は分かりませんが、sudo tlmgr update --self --all
とsudo tlmgr paper a4
は上手くいかない時があります。 ターミナルを再起動したり、何度か実行してみたら上手くいったので、上手くいかない場合はこれらをすれば大丈夫だとと思います(多分...)。
PDFビューワーを入れる
他にも色々なPDFビューワーがあるのですが、今回はSkimというソフトを選びました。Skimを使うと色々と幸せになれるっぽいので。
brew cask install skim
latexmkの設定
latexmkを設定するのですが、MacTeXにくっついているのでインストール自体は不要です。
まずは下記コマンドで設定ファイルを作ります。
vim ~/.latexmkrc
作った設定ファイルに以下の内容を記述します。
#!/usr/bin/perl
$latex = 'platex -kanji=utf-8 -synctex=1 %S';
$dvipdf = 'dvipdfmx %S';
$bibtex = 'pbibtex';
$pdf_mode = 3; # use dvipdf
$pdf_update_method = 2;
$pdf_previewer = "start mupdf %O %S";
$max_repeat = 5;
$pdf_previewer = "open -ga /Applications/Skim.app";
# Prevent latexmk from removing PDF after typeset.
$pvc_view_file_via_temporary = 0;
$pdf_previewer = "open -ga /Applications/Skim.app";
は各自のPDFビューワーに直してください。Skimを使うならこのままでOKです!
vimで楽にTexをかく
vimの設定ファイルを作る
vim ~/.vimrc
作った設定ファイルに以下の1文を記述します。
autocmd BufNewFile *.tex 0r ~/.vim/template/tmp.tex
他にも色々な便利設定があるのですが、今回は割愛させてもらいます。気になる人は調べてみてください!
mkdirコマンドで~/.vim/template
ディレクトリを作ったら、 次にcdコマンドで~/.vim/template/
に移動してここでtmp.texを作ります。ここに各自のTexのテンプレ内容を書き込んで下さい。ちなみに僕のはこんな感じ
\documentclass[a4paper,11pt,dvipdfmx]{jsarticle}
\usepackage{amsmath,amssymb}
\usepackage{bm}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage{listings}
\usepackage{url}
%テキストの表示領域の調節
\setlength{\textwidth}{\paperwidth}
\addtolength{\textwidth}{-40truemm}
\setlength{\textheight}{\paperheight}
\addtolength{\textheight}{-45truemm}
%余白の調節
\setlength{\topmargin}{-10.4truemm}
\setlength{\evensidemargin}{-5.4truemm}
\setlength{\oddsidemargin}{-5.4truemm}
\setlength{\headheight}{17pt}
\setlength{\headsep}{10mm}
\addtolength{\headsep}{-17pt}
\setlength{\footskip}{5mm}
\title{report1}
\date{\today}
\author{学籍番号\\名前}
\begin{document}
\maketitle
\newpage
%コード
\begin{verbatim}
\end{verbatim}
%画像
\begin{figure}[htbp]
\centering
\includegraphics[clip,width=10.0cm]{hikaku}
\caption{左:元画像、右:入れ替え後}
\end{figure}
\begin{thebibliography}{4}
\bibitem{キー1} \\
\url{}
\end{thebibliography}
\end{document}
これで、適当なtexファイルを作るとテンプレ通りのコードができると思います。あとはそのファイルに対して
latexmk -pvc hoge.tex
と入力すると、ソースや関連ファイルが更新されるたびに、PDFファイルも逐一更新されます。
か〜ら〜の
イェイ
おまけ
各自の設定ファイル(.zshrcとか)に以下のコードを書くとlmk hoge.tex
とうつだけで上と同じ挙動をしてくれます。
alias lmk="latexmk -pvc"
まとめ
vimの便利なコマンドも使いながら、めんどくさいTexのコンパイラやテンプレのコピペをせずにレポートが書けるってすごく便利ですよね!
この記事をみてくれた方これを機にvimを使いながらTexを書いてみてはいかがでしょう!
琉大 Advent Calendar 2019 5日目の人
琉大 Advent Calendar 2019 7日目の人
推しメン(Fish shell)のお話
琉大 Advent Calendar 2019 5日目
はじめに
技術系のブログ(というかブログ)を書くのはこれが初めてなので拙いところが多々あると思いますが、暖かい目で見守ってくれると助かります。
また、アドバイスなどがあれば、コメントやTwitterで教えてくれると凄く嬉しいです。
それでは早速本題へ!
使用環境
macOS Mojave 10.14.5
Homebrew 2.2.0
Fishを使うと何が嬉しいか?
雑にまとめるとこんな感じ
- デフォルトで色々いい感じなので、ほぼ設定いらず
- シンタックスハイライトの機能がすごい
- コマンドやオプションが合っているか、ひと目でわかる
- コマンド入力中に補完が見える
- ブラウザで直感的に設定をいじれる
- カラフルでわかりやすい
詳しく知りたい方は公式サイトへ
とりあえずFishをインストール
brew install fish
念の為確認
fish -v
//fish, version 3.0.2
shellをFishに変更
まずはfishのパスを確認
which fish
/usr/local/bin/fish
次にfishを使えるshell一覧に追加します。
sudo -e /etc/shells
を実行するとPasswordを求められると思うので、自分のMacのPasswordをうち込んでください。すると以下の画面に移動するので
1番下に先ほどのパスを追加します。追加したら変更を保存します。
次に下のコマンドを実行するとPasswordを求められるので先程と同様にPasswordを打ち込みます。
chsh -s /usr/local/bin/fish
最後にターミナルを再起動、もしくは以下のコマンドをうち込んで新規タブorウィンドウを開くとfishになっています。
exec $SHELL -l
prompt変わってるし、上にfishって書いているのでfishになったっぽい。
設定
ターミナルで
fish_config
とうつと以下のようなWebページが出てくるので、ここで見た目をいじりましょう。 一応configファイルを作っても弄れますが、こっちの方が直感的でいじりやすい(と思う)のでオススメです!
Fishermanを導入
curl -Lo ~/.config/fish/functions/fisher.fish --create-dirs https://git.io/fisher
Fishermanの使い方
fisher -h
でサブコマンドの一覧を見ることができます。基本的には
fisher add user/foo
でGitHubで公開されているプラグインをインストールすることができます。 削除するときは以下のコマンドで削除できます。
fisher rm foo
インストール済みのプラグインの一覧は
fisher ls
で見ることが出来ます。
オススメのプラグイン
オススメのプラグインと言うか、僕が入れているプラグインはこれだけです。
➜ ~ fisher ls
jethrokuan/fzf
jethrokuan/z
rafaelrinaldi/pure
jethrokuan/fzf
fisher add jethrokuan/fzf
Ctrl+oでファイルの曖昧検索
Ctrl+rでコマンド履歴の曖昧検索ができます。
詳しい説明や使い方はjethrokuan/fzfのREADMEに書いてあります。
jethrokuan/z
fisher add jethrokuan/z
簡単に言うと、すべてのディレクトリへ直接移動できるプラグインです。以下は実際にzコマンドを利用して移動する例です。
rafaelrinaldi/pure
fisher add rafaelrinaldi/pure
prompt次第ではgitのbranchがこんな感じで1目で分かるようにるっぽい?見れないpromptもあったけどあまりよく分かってないです。とりあえず見れるpromptを使えばいいと思います(適当)。
最後に
全く設定ファイルをいじる事なく(1回も触ってない...?)数少ないプラグインで、ここまで色々なことが出来るfishどうでしょうか?
見た目も簡単に変更することができ、またこの記事を読みながら手を動かしていた方なら分かってくださると思うのですが、補完やシンタックスハイライト、とても魅力的ですよね!
初心者でも使いやすいshellだと思うので、この記事を読んで使ってみようかな?と思ってくれた方是非使ってみてください!